事業を具現化する前にやっておきたい2つの調査

実現見込みの高いラフプランが決まれば早速市場調査をしてみよう。調査手段は課題を持つ顧客の立場になってネットで実際に「検索」してみることです。立地が絶対条件のビジネスであれば実際にその土地へ行き日中、夜間、休日の人や交通の動きを掴んでおくことが重要です。

ラフプランのタイミングで行う市場調査の目的は二つ。

  1. 狙う市場の状況を知る。
  2. 販売先となると顧客を知る。

市場の状況を知ることでプランの実行価値を捉える

下記のように多角的な観点で調査を進めると、自社(自分)がどこにポジショニングすべきか見えてくるはずです。

  1. 競合するビジネスはないか?
  2. 類似の商品はないか?
  3. 既に競合がある場合であれば、戦って勝てる相手なのか?
  4. 彼らの取りこぼしているターゲットはいないのか?
  5. さらにその周辺事業の市場状況はどのようなものか?撤退傾向なのか、独占寡占状況なのか など。

さらにプランをどの程度変化させることで市場にフィットさせることができるのか?など考えることができれば、プランの実施価値を評価できるはずである。

販売先となる顧客像を捉える

同種のサービスであっても対象となる顧客の属性によって、値付けやサービス設計、コミュニケーション言語が大きく変える必要があるからです。確実に売り切るため、全体のバランスを整えビジネスを設計することが重要になります。したがって彼らの行動や好みを十分に理解しておくことは成功には必要不可欠の条件になります。

顧客属性の一例

  • 基本的な情報:性別、年齢、職業、収入、家族構成
  • 深堀りした情報:趣味、服装、余暇の過ごし方、情報収集ルート、好みや嗜好、生活習慣 など。

販売先の顧客を像(ビジョン)として捉えられるよう、細かいことにも思いを巡らしておくことが重要です。いくらサービスや製品がよくていも買えない価格であれば意味がありません。また、ほどほど良いものより、高くてもズバ抜けて魅力を持ったものを求めているかもしれません。このような視点で毎日の生活の中でも、どのようなモノやサービスがあり、いくらで売られていて、実際にどんな人が買っているかなど、意識して観察し自社の狙う市場の情報の蓄積をしておくべきです。

まとめ

ラフプランの実行価値が見出せない場合は、アイデアに固執せず別のプランを検討すべきです。評価できるアイデアであれば、競合が真似できない「自社だけの強み」を手に入れられるようプランをさらにブラッシュアップして行きましょう。

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