顧客にどう見られたい?価値共有のメーッセージ「ネーミング」の役割

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起業家やビジネスオーナーは常に顧客にどう見られたいかを意識し言葉を選び続ける必要があります。その中でも「ネーミング」は、商品やサービスの本質理解を促すキカッケを与えることができる重要な要素となります。顧客に対して的確なネーミングを行うことで販売活動においての大きなパワーを得ることができます。耳障りの良い言葉だけでなく、十分に顧客を分析し戦略的に決定して行きましょう。

事業運営に不可欠な2つのアイデンティティ

  1. 対価を求め提供する「商品やサービスの名称」
  2. 上記を提供する「組織や団体の名称(社名/商号/屋号)」

これらをうまく活用し、それぞれの存在価値が顧客に伝わるようコンセプティングと合わせ十分時間を掛け検討しておきましょう。また、検討するネーミングが地域や市場で使用可能であることを確認することも重要なポイントです。

あなたのビジネスにとって最適なネーミングとは?

最適なネーミングを考える起点は以下の2つがあります。

顧客目線を出発点に考える

情報伝達の主戦場がインターネットにある現代において、文字情報が顧客の購買活動、価値伝達に与える影響は限りなく大きくなっています。顧客は自分に合った商品やサービスをインターネットを入り口に知る機会が飛躍的に増えています。そのため「対象にとって」キャッチーで分かりやすく、親しみがあるネーミングが求められます。さらに顧客が行う「検索ワード」がネーミングに含まれているとさらに発見される確率は増えると考えられます。

起業家の想いを出発点に考える

客観的な事実に基づき戦略的に決めることも重要ではあるが、起業家の内なる発露から決定することも事業内容によっては検討に値します。未だ市場に存在しない概念を事業とする場合は先回りし「言葉」を作っておくことで時代がその概念を必要とした時にフィットしてきます。

ネーミングを考える際のコツ

市場に対して新しい商品やサービスであれば、新しいフィーリングの言葉を選び、安心感や安定感を伝えたいのであれば、気をてらうより平易な言葉で表現することも時には必要です。後者の場合であれば、どこにでもありそうな印象を与えておくことで自然とサービス内容に目を向けることができるからです。

また、戦う市場においては積極的に「引っかかり」を持たせたネーミングも有効です。敢えて違和感のある言葉を選び注意を惹きつけることができます。

さらに、見落とされがちな要素として「音」があげられます。ネーミングを構成する要素は「文字」と「音」。活字を通して「目から得る言葉のイメージ」と、音として「耳から得る言葉のイメージ」は常に同じではないことも見逃せないポイントです。日頃から日常に溢れる看板やサイン、ロゴマークなどを観察しておきましょう。

まとめ

ネーミングを決定する際は、正しい意味を追求するだけが正解ではありません。顧客とのコミュニケーションを阻害しない言葉が正解となります。あなたが真の意味で「顧客の気持ちを理解している」のであれば「なんとく」などの直感的な決定も有効です。顧客との関係性、市場での取りたいポジショニングなど、総合的なバランスを熟慮し決定しましょう。

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